ディスクジェニックスが細胞治療の臨床試験で使用するためにメドシションのThawSTAR(ソースター) アーリーアドプタープログラムと提携

2017年11月1日

カルフォルニア州サン・ラファエル&ソルトレイク市ー(ビジネスワイヤ)ー椎間板変性による腰痛を和らげ機能を回復させる細胞治療法を開発する臨床段階再生医療会社のディスクジェニックス(株)が本日、凍結細胞融解の自動化における世界的リーダー企業のメドシションのThawSTAR(ソースター) アーリーアドプタープログラムの採用を発表した。プログラムは臨床試験、商品化、そして治療施設までにおける細胞融解プロセスのリスクを解消することが目的である。

ディスクジェニックス社の医薬品候補であるIDCTは椎間板の進行的な傷みによって腰痛をひきおこす椎間板変性を対象とする。最適な臨床結果を保証するため、ThawSTAR CFT2 (ソースターシーエフ2)システムはIDCT独特のアルゴリズムでプログラミングされている。細胞のサイズ、容量、そして使用される凍結保存剤が細胞治療の最適機能を一定に保つために必要な融解速度に影響を与えるという考え方に基づいている。

メドシション最高商務責任者のサミュエル・ケント氏は次のように述べる。「細胞治療の臨床試験をデザインする上で、プロセスの一定化と自動化は信頼性のある結果を得る為に必要不可欠です。」「ThawSTAR(ソースター)はユニークな自動融解装置で、変異性を無くしながら細胞を扱う際のリスクを抑えます。 一定・自動化された装置をウォーターバスの代わりに使うことで、始めから各ユーザー固有の細胞治療医薬品に特化することが可能です。」

「IDCTのアメリカでの軽・中度の椎間板変性対象の臨床試験がメドシション社のThawSTAR (ソースター)システムを起用でき、嬉しく思います。」ディスクジェニックス社長兼会長のフラッグ・フラナガン氏は言う。「IDCTは既製品としての使用を可能にする為に凍結保存されるため、低リスクで最適な融解方法はとても重要です。メドシションの新たな自動融解技術が研究をスムーズにしてくれるに違いありません。」
臨床アーリーアドプタープログラムを含む、ThawSTAR®(ソースター)プラットフォームに関するトレーニング及び質問はサミュエル・ケントへ:busdev@medcision.com. ThawSTAR(ソースター)に関するビデオはこちらへ:

メドシションについて

メドシションは最先端医療での凍結細胞融解の自動化における世界的リーダー企業である。The company develops and commercializes technologies that automate and standardize the clinical handling and processing of biologics. 同社のデジタル化ThawSTAR® (ソースター)自動細胞融解装置は制御不能でばらつきの大きい手作業の手法に取って代わり、医療用細胞融解のリスクを軽減し、最適な細胞効果を実現する。業界初のThawSTAR(ソースター)システムは各社独自の細胞療法製品を融解して最大の細胞効力を維持するためのカスタマイズ可能アルゴリズムを使う。これらに加え、メドシションの最低温保存と運搬ソリューションは、温度管理の影響を受けやすい生物由来製品の扱いのカスタマイズ化をすることでより最適な医薬品マネジメントを可能にする。詳しくはホームページで:www.medcision.com or www.medcision.com/blog/.

ディスクジェニックス社について

ディスクジェニックスは椎間板変性による腰痛を和らげ機能を回復させる細胞治療法を開発するバイオテクノロジー会社。腰痛に悩む何百万人にものぼる中、椎間板由来細胞の再生力を利用することで治療の選択肢を広げようとしている。ディスクジェニックス社初の医薬品候補である椎間板細胞治療用注入剤(Injectable Discogenic Cell Therapy: IDCT)は他家椎間板由来の加工細胞(ディスコジェニック細胞)を椎間板変性症の治療に応用した手術を必要としない細胞治療。

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