ディスクジェニックスのシリーズB資金が14億ドル到達

2017年9月26日

ソルトレイク市ー2017年9月26日/PRニュースワイヤー/ー椎間板変性による腰痛を和らげ機能を回復させる細胞治療法を開発する再生医療会社のディスクジェニックス(株)は本日、14億ドルのシリーズB資金の獲得を発表した。

これにより、ディスクジェニックス社の取締役委員や長期投資家、そして新たな投資パートナー兼オブザーバーの三菱UFJキャピタル株式会社からのの総資金額は21.7億ドルに達した。

「今回の投資ラウンドの成功は、弊社初の細胞治療製品である、椎間板変性対象の注射型IDCTをはじめ、腰痛に苦しむ患者さんの治療を根本的に革命させたい我々のビジョンをいかに投資家の方々が共感してくれていることの現れです。」と、ディスクジェニックス社長兼会長のフラッグ・フラナガン氏がコメントし、さらに、「アメリカと日本の両国での申請を進めていく中、世界有数のファイナンシャルグループである三菱UFJキャピタル株式会社が加わってくれたことは大変価値があります。」と加えた。

「治療の対象である椎間板と同じ細胞に由来する治療細胞を使って椎間板変性を治療するというディスクジェニックスの革命的アプローチは、医療のアンメット・ニーズに上手く対応した、最良の投資先です。」ニューオリンズ、ロサンゼルス拠点の神経外科医でサザン・ブレイン & スパインのマネージングパートナーのナジーブ・トーマス医師は言う。「この技術は腰痛患者へのケアを根本的に変えると私は信じています。また、その技術を医療製品として形にするディスクジェニックスチームのミッションへの自信に疑いはありません。」

三菱UFJキャピタル株式会社の常務取締役の増田純一氏は次のようにコメントした。「大きな市場である腰痛治療では、 ディスクジェニックスは黒船的存在でしょう。」さらに、「ディスクジェニックス社に投資することで、医療の流れを変えかねない技術の開発に我々も重要な役割を果たせると同時に、弊社のバイオテクノロジーポートフォリオのさらなる充実に繋がります。」と加えた。

DiscGenicsは今回のラウンドの資金をアメリカと日本におけるIDCTの臨床開発にあて、フェーズ III と商品化に向けて細胞治療製造をさらに拡大化する。

ディスクジェニックス社について

ディスクジェニックス社は変性椎間板疾患による腰痛を和らげ機能を回復させる細胞治療法を開発するバイオテクノロジー会社です。腰痛に悩む何百万人にものぼる中、椎間板由来細胞の再生力を利用することで治療の選択肢を広げようとしています。 ディスクジェニックス社初の医薬品候補である椎間板細胞治療用注入剤(Injectable Discogenic Cell Therapy: IDCT)は他家椎間板由来の加工細胞(ディスコジェニック細胞)を椎間板変性症の治療に応用した手術を必要としない細胞治療です。

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